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アラサー小企業リーマンのゆるふわ日記

ロースペ男の日常なんて誰が興味あんねん・・

バレンタインの思い出を振り返る

恋愛

バレンタイン1つも貰えず終わった。

2月になった時点で

「今年のバレンタインは平日で

誰とも会う予定もないから多分ゼロだろう」

と予想はしてたが、案の定ゼロ。

 

 

しかもバレンタイン当日にスポーツジムに行ったのだが

ジムのスタッフが受付で男性会員にチョコを配る

という催しをしていたのに

なぜか僕だけチョコを配られず

応募者全員サービスに落選するみたいな

出来事が起きて、かなり心が折れた。

 

 

そんなにスタッフから見て自分が残念だったのか

存在感がなかったのか、どちらかはわからないが

40代50代のおじさんに「チョコどうぞ♡」と渡していて

言うてもこっちはまだ20代なのにスルーされるとは・・

 

 

別にハンターハンターの絶を使って気配を消したわけでも

ハリーポッターの消えるマントを被っていたわけでもなくて

普通に1回目が合ってからのスルーだから

自分の全存在を否定された気分だった。

 

もちろんその日のトレーニングの記憶は無く

気がついた時には、家で2日前に

買っておいたブラックサンダーを貪り尽くしていた。

 

  

男性会員に渡す予定のチョコすら貰えないなんて

なんと情けないと思ったが

よくよく考えてみればこれまで20数回の

バレンタインを経験した中で

親抜きでチョコをもらったのは2回だけで

大半は貰えずゼロの2月14日を過ごしてきたんだから

仕方ないよね・・と自分を慰めておく。

 

 

******

 

初めてバレンタインでチョコを貰ったのは

中学1年生の時で隣のクラスのYちゃんと言う女の子からだった。

 

当時の僕は(今もだけど)女子とまともに話すどころか

目を見ることすらできない少年で

クラスの女子と話すなんて先生から配られたプリントを

後ろの席に座っている女子に

「はい」と言って渡す時くらいしかなかった。

 

 

だからクラスの女子と接点を持つことなんてなかったし

ましてや隣のクラスの女子なんて

教室を横切る時にチラッと見て(あ、あの女の子可愛い!)と

思って通り過ぎるだけで

接点という接点はなかった。

 

ちなみにその(可愛い!)と思う女子の中にYちゃんは入ってない。 

 

 

で、そんなこんなでバレンタイン当日

小学生の時にもらったこともないのに

中学生で貰えるわけがないと心のどこかで思っていたのに

ワンチャンでチョコあるんじゃないかと

下駄箱を2度見したり

机の引き出しを両手でガッサーとやってみたが結局空っぽ。

 

 

今年もゼロか・・と落胆しながら家路について

家族で晩ご飯を食べていた19時頃に

玄関のチャイムが「ピンポーン」となった。

 

こんな時間に宅急便?!と思ったのだが

母親が出ると「Yちゃんという子が来てるよ」と言われた。

 

 

その時には完全にバレンタインの事など

頭から無くなっていて「なんだろう?」と思ったのだが

玄関のドアを開けて、外に立っている

Yちゃんから「瀬戸くん、チョコ上げる」と

手のひら大のピンクの包装紙に包まれたチョコを渡された。

 

心の準備も何もできてなかったので

あ、ありがとう・・

Yちゃんの方を見る。

じゃあまた明日学校でね

Yちゃんは帰って行った。

 

 

と、内心全力でガッツポーズをしたのだが

ここは家である。

 

貰ったチョコをさっと自分の部屋に置き

家族が待つリビングに行かなければならない。

 

 

他の家庭のことは知らないが

当時の僕は親にチョコを貰ったよ!と

言えるような関係性ではなかった。

 

反抗期とまでは言わないが自分のことを

親に話すのを面倒くさくなる時期で

ましてや異性関係の話題なんて

絶対に触れてほしくもなかった。

 

初めて女子からチョコをもらって完全に動揺していたが

何事もないかのように装って

学校の忘れ物持ってきてくれたわ

とだけ言ってご飯をダッシュで食べて部屋に戻った。

 

もちろんチョコを貰ったのは100%バレていたと思うが。

 

 

 

部屋に戻りYちゃんからもらったチョコを開けてみると

手作り風のチョコが3つと手紙が入っていた。

チョコはもちろん美味しく頂いて

手紙を読むとそこには

好きです。私のアドレスを載せておくので良かったらメールしてね

とだけ書かれていた。

 

 

普通ならここで速攻で携帯電話からメールすると思うのだが

なぜか本当に理解に苦しむが当時は

「女の子なんて興味ないわ」

と振る舞うのがかっこいいと思っていた。

内心は女の子のことしか考えてないのに・・

 

だから結局そのアドレスにメールはしなかった。

思春期男子の見栄というクソ程しょうもない理由で

人生の中でも最大のチャンスを棒に振った瞬間である。

 

 

当然ながらチョコを貰っても次の日学校に行って

Yちゃんと話したりチョコのお礼もしなかった。

 

どう接したらいいのかわからずで

中学1年生の時点で非モテを発症させていたのだろう。

 

 

そういう僕の態度を見てYちゃんも気がないんだと思って

話しかけるというようなこともなく

中学1年生のバレンタインは終わってしまった。

 

 

今思えばなんであの時

手紙に書いてあったアドレスにメールをしなかったのか

次の日「昨日チョコレートありがとう」の一言が言えなかったのか。

勇気を振り絞って思い切って

行動すればよかったと今になっても悔やまれる。

 

 

最近になってフェイスブックでYちゃんのことを

検索してみると赤ちゃんを抱いた写真が載っていて

それをクリックすると

息子が1歳になりました!

とコメントが書いてあった。

 

 

あの時メールをしていれば

俺の子供になっていたかもしれないのに・・

 

******

 

ちなみにホワイトデーは何かお返しをしたのかということだが

確かホワイトデー前日の3月13日が終業式で

春休みにホワイトデーがあるからお返しできないな・・と

思って何もお返しをしなかった。

 

 

えっ?13日でもいいからお返しをするべきだって?

普通はそうなんでしょうけど

14日が春休みだから別にいいのかなと思ってしまうあたり

この歳になっても彼女がいないのだろう・・・

 

あの時の自分に前日でもいいから

コンビニでもイオンでも可愛らしいクッキーを買って渡せと

言ってやりたい。

 

 

本来なら女子からチョコをもらって

良いバレンタインの思い出になるはずが

全部自業自得でホロ苦いバレンタインにしてしまった。

 

 

辛い・・

見栄を張ったり、勇気を振り絞れなかったり

素直になれない自分が嫌いだ。

 

お返しもせず、そっけない態度を

とってしまったYちゃんに謝りたい。

向こうはこっちのことを覚えてないと思うけど。